引っ越しはチャンス

引っ越しはすべての人に起こりうるイベントです。3月~4月は街中に驚くほどの引っ越しトラックが走っています。特に学生さんや独身のサラリーマンの人たちは引っ越しがすごく身近なイベントなのではないでしょうか?中には複数回の引っ越しを経験されている方も少なくないでしょう。

同じところにずっと住んでいるといろんなものが凝り固まってきてしまいます。人間関係もそうですし、自分の考え方もそうです。そしてインフラ関係の契約もそのままになることが多いのが特徴です。しかし、それも当然です。現状ではまだ水道は自由化されていませんし、ガスの自由化は2017年に自由化されましたが参入企業が少ないために価格競争が起こっていません。

ですが、電気は全く違います。ご存知の通り2016年4月に小売完全自由化がなされて以降、約650社もの新電力会社が乱立しています。

自由に選べる電気

電力会社がこれだけ増えた理由にはいくつかの理由がありますが、最も影響しているのは「電線を自前で用意しなくて良い」ということでしょう。電線は一般送配電事業者と呼ばれる東京電力や関西電力、中部電力や九州電力が敷いた送電網を利用することが認められています。もちろん、電線の使用料として託送料といわれる費用を一般送配電事業者に新電力会社が支払っているのです。

従来の電線をそのまま利用するということは、停電のリスクが今までと変わることもありません。流れてくる電気も今までと同じなので電気の質も同じだと言えます。そのため、急に家の電気が暗くなったり、エアコンの効きが悪くなったりすることは絶対にありません。電気はどの新電力会社から購入しても同じなのです。

それでは自由に選べる電気ですが、どのようにベストな新電力会社を探せばよいのでしょうか?

選ぶポイント

新電力会社を選ぶポイントはいくつかありますが、大きく分けると「電気料金プラン」「会社の属性」で選ぶのが無難だと思います。

電気料金プランに関して言えば、最も大切なのは基本料金と従量料金を確認することです。基本料金は300円程度の電力会社が多いですが、中には弊社のように基本料金0円を設定している会社も存在します。単純な話、基本料金が発生すると電気使用の有無に関わらず最低限の費用が発生してしまいますが、基本料金0円の会社を選べばそのようなリスクはありません。

従量料金も会社ごとに特徴があります。だいたい2パターンあるのですが、従量料金が固定料金で設定されているパターンと段階制の料金に設定されているパターンです。これは契約者の方のライフスタイルによって契約すべき会社が変わってきます。

おおよその目安になりますが、一か月に8,000円以上使うような方は固定料金が良いと思います。反対にそれ以下の方は段階制料金も検討してみてください。

なぜならば300kWhというのが一つの区切りになるのですが、一か月にこれ以上の使用量の方は段階性料金を選んでしまうと割高な電気料金プランを契約してしまう可能性が高くなります。反対に、段階制料金だと使用量が200kWhくらいまでだと驚くほど安いプランを用意している電力会社があるので、使用量の少ない方は探してみてください。

最後に

引っ越しの際には電力会社を好きなように選ぶことができる時代になりました。引っ越しがおひとりなのかご家族なのかによって選ぶべき新電力会社が変わるので慎重にお選びください。

生活インフラは普段あまり意識することはありませんが、家計の出費である程度大きな割合を占める部分です。うまく新電力会社を活用することで無駄な出費を抑え、その浮いたお金で一つでも多くの幸せにめぐりあっていただきたいと思います。