kWhに慣れよう!

電力小売完全自由化がスタートし、新電力会社は600社を超えています。経済産業省のライセンスを持たない「販売代理店」まで入れると、電気を販売している会社は数えきれないほどの数になるでしょう。どの新電力会社も販売代理店も確実にアピールするのが、「私たちは一般送配電事業者(東京電力、中部電力、四国電力、北陸電力など)よりも●●%削減できますよ!」という削減イメージです。確かにこのようなアピールは間違いではありませんし、場合によっては有効的かもしれません。

しかしながら、実際の電気料金プランでは1kWhあたりの電気代が記載されており、よくわからない状況になっていないでしょうか?今回は新電力会社を選ぶ際に最も重要な料金プランの見方についてご紹介いたします。

 基本料金について

さて、新電力会社を選ぼうとホームページを閲覧し、料金プランのページをご覧ください。ほぼすべての電力会社で「基本料金」と「従量料金」のことが記載されているかと思います。ここで多くの切り替え希望者の方が初めて知られる事実があるのです。それは「電気料金が基本料金と従量料金に分かれている」ということです。

もちろん、一般送配電事業者がそういった情報を隠しているわけではなく、検針票にもしっかりとその内訳は記載されています。それでもなぜ料金が2つに分かれていることを知らない人が多いのか?それは「電気料金が発生するのは当たり前すぎて、明細を詳しく読んでいない」ためだと考えられます。使用量と使用料金の部分だけ確認して検針票はゴミ箱へ。という方も多いのではないでしょうか。

一般送配電事業者で発生する基本料金は、プランにもよりますが300円程度であることが多いです。これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、基本料金というのは本来不要と言える料金です。仮に1カ月間まったく電気を使用しなかったとしても基本料金は発生いたします。なんだか損している気持ちになりませんか?弊社を含め、新電力会社の中には基本料金を0円で設定している会社もいくつか存在します。出張が多かったり、恋人の家で同棲していたり・・・といった理由で家を空けることが多い人は、ぜひ基本料金0円に注目してみてください。

 従量料金について

従量料金はタイトルにもあるように1kWhあたりの金額が記載されていることが多いです。この1kWhという単位もよくわからないのですが、説明をすると長くなってしまうのでここでは割愛させていただきます。1人暮らしの方で月間250kWh程度の使用量、4人家族で400kWh程度の使用量とお考えいただくとイメージしやすいかと思います。

電気料金は使用量×料金単価で決まりますので、料金単価の安い電力会社を選ぶことが最も重要になります。しかし、どれだけ使用量が増えてもkWhあたりを均一の単価で販売している弊社のような新電力会社もあれば、100kWhまでは●●円、200kWhまでは▲▲円、300kWh以上は■■円という風に使用量の段階で料金単価を変えている会社が多いのが電力業界の特徴です。つまり、ご自身の使用量によって、最安の会社が変わってくるということなのです。そのため、1kWhあたりの電気代で新電力を比較することは正しいのですが、300kWhまでは非常に安く見えて、301kWh以降がすごく高い・・・という新電力会社も多く存在するのでお気を付けください。

 最後に

ここまで、新電力業界のkWhという考え方と注意点をご紹介してきました。一番重要なのはご自身の生活スタイルに見合った会社を選ぶことなのですが、600社の中から最適を探すのは至難の業と言えます。そのため、悩まれた際には均一料金制の電力会社をぜひお選びください。電気料金が明朗会計なので、不安や疑問がなく簡単に電気代削減を実現していただくことが可能です。